伝えたいなら「らしさ」が必要
「うちの商品はこんなに良いんですよ」とお客様に伝えるには、
まずあなた(会社やお店)に興味を持ってもらわなければ聞いてもらえません。
でもそうなるには時間が掛かります。
それを一瞬で伝えるのが「見た目」です。
五感の中で90%を締めるのが視覚「見た目」と言われてます。
そこで「見た目」で他との違いや、その雰囲気を伝えられる「らしさ」をつくります。
「らしさ」は形、色、だけでも伝わり方が違います。
● 形は角があるか無いか。
単純に○△□が基本です。これだけでイメージは全く違います。○は角がなくやわらかさを感じさせます。△は尖った感じ。□は安定感といった感じです。
● 色は温かいか知的か、濃いか薄いか。
赤や黄色は温かいイメージ。青は知的なイメージ。緑は黄色と青の混ざり具合で温かくも知的にもなります。また色の濃さでもイメージが違います。そして色にはそれぞれ人の感情を操るチカラがあります。
● 形と色と構図によって「らしさ」をつくる。
形と色の持つイメージを組み合わせ、更に構図によって他と違ったあなただけの「らしさ」を表現する事ができます。その「らしさ」を様々なのものに展開する事で、統一感が生まれて唯一無二の「らしさ」が生まれます。それが大手企業も行なっているブランディングデザインといったものです。
プロのデザイナーは感性でデザインしてるのではなく、理論的に人の心理を誘導するようにつくっているのです。
● ロゴタイプの「らしさ」について。
会社名やお店の名前を「らしく」するロゴタイプは、大きく分けて明朝体かゴシック体の2つしかありません。明朝体は筆やペンで書いた文字の墨の溜まり方で表現しています。またゴシック体は線が一定の太さで表現しています。あとは線の太さが細いか太いか、形、色、和文か英文かで印象が変わってきます。部分的に形や色を強調する事でポイントをつけます。